“Acquia”の読み方は?
アクワイア? アクワ? アクイア?
ピンポン!正解です! 最後が正しい発音なのですが、2011年、アクイア本社のあるボストンのダウンタウン地区を歩き回り、道行く人がどのように社名を発音するかを調べました。
名前に込められた意味とは?
ベルギーのアントワープで学生だった ドリス・バイタルト とハンス・スナイダーが、オープンソースのコンテンツ管理システム「Drupal」を開発。コナグラ、 プリンセスクルーズ、 NBCスポーツ、 ジョージワシントン大学などのWebサイトを運営するようになったことが、ネーミングのヒントになっているのだそうです。
Drupalは、まだ名前もついていない初期の段階では、ドリスとスナイダーが互いにコミュニケーションをとるために使っていた小さなコンテンツフレームワークでした。 オランダ語で「村」を意味する「dorp」は、ソフトウェアにふさわしい言葉だとドリスは考えたの ですが、ドメイン名を登録するときにスペルを間違えてしまったのです。
歴史上最も有名なタイプミスにより "drop.org "が誕生しましたが、ドリスがこのサイトのソフトウェアを公開しようと決めたのは2001年1月のこと。オランダ語で「ドロップ」を意味する「druppel」を英語に翻訳すると「Drupal」となり、その発音は「ドゥルーパル」でした。
アクイアの誕生
その6年後、起業家のジェイ・バトソンは、オープンソースソフトウェアを使って企業規模を拡大し、発展させるためのビジネスを立ち上げようとしていました。 第二次世界大戦中のナバホ族のコードトーカー辞典を見ていたジェイは、「アクイア」という「見つける、位置づける」という意味の動詞に出会い、Drupalの中心となる情報やコンテンツの原理に最も近い動詞だと思いました。
Drupalは、ジェイが何百ものオープンソースソフトウェアの中から選んだ二つのプロジェクトのうちの一つであり、かつての「drop」のタイプミスと「acquia」のほぼ「aqua(水)」のスペルとの関係は、ほとんど運命的なものに思えたのです。 ジェイとドリスはその年に出会い、その後はまさに歴史と呼ぶにふさわしい関係になったのです。
現在では、 カナダのバーナビー市からイギリスの非営利団体アンソニー・ノーランまで、さまざまなクライアントがDrupalを利用し、革新的なデジタル体験を実現するダイナミックなビジネスとなっています。 しかし、アクイアはDrupalのリーダーとしてだけでなく、様々な製品やサービスも提供しています。 顧客データプラットフォーム(CDP)やデジタル資産管理ソフトウェア(DAM)、ヘッドレスコンテンツ管理システムやローコード/ノーコードツールまで、アクイアは現代のビジネスにとって必須の技術スタックとなる製品とサービスを取り揃えています。
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