プレスリリース

アクイア、開発者とマーケターのワークフローを統合するデジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)を構築

構成可能なデジタル体験の開発と最適化を加速する、新しい製品と機能を提供

オープンソーステクノロジーによるデジタルエクスペリエンスプラットフォームを提供するAcquia (本社:米国ボストン、CEO:Michael Sullivan、以下アクイア)は、アクイアのオープンデジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)の主要なアップデートを発表しました。 これらの革新的な技術は、かつてサイロ化されていたデジタルマーケティングチームと開発チームのワークフローを1つのプラットフォームに集約することで、構成可能なデジタル体験の開発と最適化を加速させることを目的としています。 アクイアのOpen DXPを構成するDrupal CloudとMarketing Cloudに搭載された機械学習を利用した機能により、モジュラーコンポーネントを使用して、新しいWebサイト、アプリケーション、マーケティングキャンペーンをより迅速かつ簡単に立ち上げることができます。

Drupalの生みの親であり、アクイア社の共同創業者兼CTOであるドリス・バイタルト(Dries Buytaert)氏は、「すぐに使い始められるサービスによる俊敏性と、よりシンプルなアプリケーション開発・提供による迅速性を求める企業の間で、コンポーザブル・エンタープライズへの動きが活発化しています」と述べています。 「この戦略を実行するには、チームが機能するための新しい技術アーキテクチャと方法が必要です。 アクイアは、コンテンツとデータにまたがる組織のワークフローを接続して自動化し、大規模なデジタル体験の開発を加速しています。」

International Data Corporation(IDC)は、アクイアプラットフォームの使いやすさ、拡張性、エンタープライズグレードの機能を評価し、先日発表された「Inaugural IDC MarketScape for Worldwide Content Management Systems for Persuasive Digital Experiences 2021 Vendor Assessment」において、アクイアをリーダーに選出しました(1)。

ドリス・バイタルト氏は、アクイアの年次イベントであるAcquia Engageの基調講演で、アクイアのOpen DXPのイノベーションについて詳しく説明する予定です。 また、最近のWiden社の買収によって得られたAcquia DAM(デジタルアセット管理)とAcquia PIM(製品情報管理)ソリューションが、アクイアのOpen DXPにおいて中心的な役割を果たしていることを紹介します。

デジタル体験の開発を加速するDrupal Cloudの機能強化 

Drupal Cloudの開発者向けのアップデートは、ワークフローを合理化して接続し、DevOps、WebOps、ContentOps、ExperienceOpsにまたがるノーコード/ローコードのソリューションでチームを融合・強化します。 すべての新製品・新機能は、アクイア社のクラウドプラットフォームの最新版である「Acquia Cloud Next」で利用できます。 主なイノベーションは以下の通りです。

  • Acquia Code Studio: クラウド型の新しい開発環境は、GitLab、Acquia Cloud IDEと統合されています。 開発者は、Acquia Cloud PlatformでIDEを起動して、React、Angular、Vueなどのフレームワークを使用するアプリケーション開発に適したプラットフォームであるGitLabに接続できるようになりました。 Acquia Code Studioを使用すると、開発者はDrupalアプリケーションの計画、構築、レビュー、テスト、デプロイに必要なすべてのツールを、使い慣れたGitLab環境から利用することができます。
  • Acquia Cloud Actions: コラボレーティブな新しいリリース管理プロセスにより、Acquia Cloud環境へのコードのデプロイと管理のプロセスを自動化します。 開発チームがコードを書くと、Acquia Cloud Actionsがビルド、テスト、デプロイの各フェーズを管理し、コードを本番環境に投入します。 手動のプロセスを排除することで、Acquia Cloud Actionsは、大規模なデジタルイノベーションを加速させます。
  • Acquia Digital Commerce Integrations: ノーコードツールのAcquia Site Studioを搭載し、組み込まれた統合コンポーネントにより、Acquia DAM・PIMを活用したリッチな製品体験など、デジタルコマース体験を誰でも簡単に組み立てることができます。 GraphQLとNode.jsのサポートにより、開発者は、MACHに準拠したコマースベンダーとアクイアの統合環境を容易に拡張・強化することができ、エクスペリエンスの提供に必要な時間を最短で90日に短縮することができます。

 

Marketing Cloudの機能強化により、ハイブリッドチームの効率性と洞察力が向上 

アクイアは、Marketing Cloudの主要なイノベーションを発表しました。その中には、構成可能な機械学習、分析、プライバシー、マルチテナント分散型マーケティングに焦点を当てたいくつかの機能が含まれており、CampaignOpsやMLOps全体のチームを強化します。

Customer Data Platform(CDP)には、組織全体でユーザーのシチズンデータサイエンスと分析的洞察を推進するいくつかの新機能が加わりました。 Acquia CDPの世界クラスのデータモデルと分析プラットフォームをベースに、他のどのCDP製品よりも、多くのインテリジェンス、ROIインサイト、機械学習による効率化を、より多くのチームとより多くの方法で提供しています。 主なイノベーションは以下の通りです。

  • Multi-Touch Attribution: CDPの上に構築された初のアトリビューションソリューションであるこの新機能により、マーケティング担当者は、様々なアトリビューションウィンドウやタイムフレームを通じてキャンペーンのパフォーマンスを可視化し、マーケティング投資の真のROIを理解することができます。
  • ML Studio: 世界初のローコード/ノーコードの機械学習ワークベンチにより、データサイエンティストは、Acquia CDP上の統一されたデータの上にカスタム機械学習モデルを構築することができます。
  • ML Launchpad: Acquia CDPアナリティクスの一部であるML Launchpadは、機械学習に基づくインサイトを、技術者ではないマーケターのために、視覚的で非常に直感的なダッシュボードに表示し、オーディエンスの傾向や推奨される行動などの主要なインサイトを一目で確認することができます。 
  • Privacy Management: この新しいツールは、より迅速なデータ消去を可能にすることで、GDPRやCCPAなどのコンプライアンスをサポートします。

 

アクイアは、Acquia Campaign StudioとAcquia Personalizationに以下のような新機能を導入します。 

  • Multi-Tenant Distributed Marketing Automation: Campaign Studioを使用しているブランドは、コンプライアンスやガバナンスの要件を遵守しながら、集中管理されたキャンペーンを複数のブランド、地域、チームにわたって拡張することができます。 
  • Visual Email and Landing Page Builder: Acquia Campaign StudioのWYSIWYG機能を拡張した、ドラッグ&ドロップ式のインターフェースにより、キャンペーン用のメールやランディングページをこれまで以上に簡単に構築することができます。
  • Enhanced A/B Testing: Acquia Personalizationは、自動化された自己最適化を含む、より強力なA/Bテスト機能を備えています。これにより、マーケティングチームの時間や労力を必要とせずに、勝利したバリエーションを自動的に宣伝し、ウェブサイトのコンバージョンと収益を向上させることができます。 

 

(1) September 2021 - IDC MarketScape - Doc # US4741282

Acquia(アクイア)社について

アクイアは、世界のあらゆる野心的なブランドに、最高のデジタルカスタマーエクスペリエンスを提供します。 オープンソースのDrupalを核とするAcquia Digital Experience Platform (DXP)は、何千ものグローバル企業のマーケティング担当者、開発者、ITオペレーションチームが、顧客を惹きつけ、コンバージョンを高め、ビジネスを際立たせるデジタル製品やサービスを迅速に構成し、展開することを可能にします。 詳細はこちら: https://www.acquia.com

###

全てのロゴ、会社名、製品名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。