ケンブリッジ大学出版&アセスメント
Acquia Cloud Platform, Acquia Site Studio
公開までの期間
クライアント
1584年に最初の本を出版したケンブリッジ大学出版は、世界で最も古い出版社です。 ケンブリッジ大学検定機構は、1858年にケンブリッジ大学英語検定機構(UCLES)として設立され、教育水準の向上を目的に、ケンブリッジ大学の会員でない学生を対象とした地方試験を実施しています。
2021年8月、学術研究・教育出版社であるケンブリッジ大学出版と、世界的な検定・教育のエキスパートであるケンブリッジ大学検定機構が、ひとつの組織として統合されました。それがケンブリッジ大学出版局&アセスメント社です。
背景
ケンブリッジ大学出版&アセスメント社は2つの大きなゴールがありました。
- ケンブリッジ大学出版とケンブリッジ・アセスメント社の統合に伴い、Cambridge.orgのコーポレートサイトをリニューアルすること
- 従来のWebサイトを古いCMSからDrupalに移行し、統合作業のしやすさと拡張性を確保すること
課題
このプロジェクトの最大の課題の一つは、スケジュールでした。 プロジェクトは2021年4月に開始され、2つの組織が事実上一つとなる2021年8月2日を公開の期限としていました。 ブランディング、デザインなど複数の外部機関と社内の関係者やチームとの調整は、厄介なことになりかねませんでした。 また、ケンブリッジのチームはDrupalに慣れていないため、さらなるサポートが必要でした。
ソリューション
デジタルパートナーであるZoocha社と協力して、プロジェクトの要件を文書化するディスカバリーフェーズを完了。チーム全体が新しいWebサイトに対する目的とビジョンを共有しました。 Zoocha社はアジャイル手法を用い、進行中のデザインプロセスと連動させた反復型の開発プロセスを開始しました。
Acquia Site Studioのローコードインターフェースのおかげで、彼らはコンテンツを迅速に展開し、各ビジネス領域に合わせた魅力的なユーザーエクスペリエンスを設計することができました。 そしてAcquia Cloud Platformは、古いCMSプラットフォームからDrupalへの移行を低リスクで実現。さらにハイパフォーマンスで安全、かつ拡張性の高いWebサイトを構築するために必要なツールとインフラを提供しました。
成果
最終的に彼らは、厳しいスケジュール、相互依存など様々な課題があったにもかかわらず、新コーポレートサイトを期限までに公開することができました。