導入事例

コロラド大学 コロラドスプリングス校

Image
University of Colorado in Colorado Springs (UCCS) building with snow-capped mountains in background
96 %

ホームページのコンテンツ品質保証に関する問題の減少

94 %

ホームページにおけるアクセシビリティの問題の軽減

要約

Situation

UCCS のウェブサイトは、すべての学生に平等に情報を提供し、キャンパス全体の日常業務を円滑に進めるために重要な役割を果たしています。

Challenge

ウェブガバナンスプラットフォームは、ウェブサービスチームのワークフローをより効率的でコスト効果の高いものにするために不可欠なものですが、既存のソリューションには高度なレポート機能がなく、UCCS はスタッフのトレーニングを軽減するための統合プラットフォームを望んでいました。

Our Solution

Monsido (アクイアが提供)

Results

ウェブサイトの保守を簡素化し、ウェブサイトの体験を継続的に改善することを 可能にしました。UCCS のコンテンツ品質保証に対する積極的なアプローチと Monsido の併用により、4ヶ月間でホームページのコンテンツ品質に関する問題を96%削減し、ホームページのアクセシビリティに関する問題の総数を94%削減することに成功しました。

クライアント

1965年に設立されたコロラド大学コロラドスプリングス校(UCCS)は、コロラド大学システムを構成するキャンパスのひとつで、約12,000人の学生、800人以上の教員、800人以上の職員が在籍しています。

背景

UCCS のウェブサイトは、すべての学生に平等に情報へのアクセスを提供し、キャンパス全体の日常業務を円滑に進める上で重要な役割を果たしています。ウェブサイトは主に IT 部門のウェブサービス部門が管理しており、同チームのウェブデザイナーであるマイケル・シャミン氏が、大学の200を超えるドメインの管理責任の一端を担っています。 シャミング氏のチームは、アクセシビリティに関する問題やエラーの解決をサポート。「学生は、UCCS で成功するために必要なコンテンツに平等にアクセスする権利があります。私たちウェブサービスチームの仕事は、あらゆる障害を最小限に抑え、軽減することです」とシャミング氏は話します。

彼は毎日ウェブサイトのメンテナンスを行っているため、日々のワークフローをより効率的で費用対効果の高いものにするためには、ウェブガバナンスプラットフォームが不可欠なのです。

課題

ウェブチームの最終的な目標は、UCCS の学生、スタッフ、コミュニティのために可能な限り最高のウェブサイトを提供することにあります。この目的を達成するため、UCCS は以前ウェブガバナンスソリューションを使用していましたが、高度なレポートを作成するための機能が不足していました。加えて、UCCS はスタッフのトレーニングを減らすために、集約されたプラットフォームを探していました。

Asset reference
Case Study Graphic-University of Colorado at Colorado Springs-Browser Mockup.png

ソリューション

2019年10月、既存のソリューションを Monsido プラットフォームに置き換えることを決定。これにより、社内のステークホルダーにレポートを送信するオプションや、アクセシビリティなどウェブサイトの重点分野に関する詳細なレポートなど、より堅牢なレポーティングソリューションが提供されるようになりました。

200以上のウェブサイトを管理する UCCS チームは、Monsido プラットフォームを導入することで、ウェブサイトの保守・管理をより体系的に行えるようになりました。組織全体の関係者は、チケットシステムを介してウェブサイトの変更やエラーをウェブサービスチームに提出することができます。また、Monsido のPolicy モジュールを利用することで、更新が必要なウェブサイトの場所を特定し、効率化を図っています。

Monsido のアクセシビリティ・ファストトラック機能は、アクセシビリティ向上のスピードアップに役立っています。たとえば UCCS では、ウェブサイト全体でアクセシブルでないコードを特定し、すべてのケースで迅速にコードを置き換えることができるようになりました。シャミング氏は、「ファストトラックでアクセシビリティの更新を一括して行うことができるため、大幅な時間の節約ができています。20回更新する代わりに、1回で済むのです」と話しました。

結果

コンテンツ品質保証に対する UCCS の積極的なアプローチと Monsido ツールの組み合わせにより、ホームページのコンテンツ品質に関する問題を4ヶ月間で96%削減。品質保証に加え、UCCS はウェブサイト全体のアクセシビリティの向上にも取り組んでいます。ウェブサイトの数が多いため継続的なプロセスとなりますが、優先度の高いエラーを特定するために、Monsido Accessibility モジュールが非常に役立っています。特に、UCCS はホームページのアクセシビリティに関する問題の総数を94%削減することができました。

Monsido は UCCS のウェブサイトメンテナンスを簡素化し、継続的なウェブサイト体験の向上を可能にしました。オールインワン型のプラットフォームのため、サイト運営に必要なツールの数も少なくて済んでいます。また、アプリ内のチャット機能を定期的に利用することで、複雑な作業も素早くサポートできるようになりました。

「ウェブ・ガバナンスには時間と労力が必要ですが、ツール内のヒント、ヘルプセンターや ライブチャットなど、Monsido のプラットフォームは時間を節約し、生産性を高めてくれます」とシャミング氏。

また、Monsido が提供する充実したレポート機能は、プラットフォームの使用を維持する上でも役に立っています。「Monsido のレポーティングは非常に価値があります。我々のプラットフォームが提供する歴史的価値を文書化できるだけでなく、このツールを導入することによる投資対効果を大学のリーダーに示すことができるのです」。

ウェブサイトのメンテナンスだけでなく、学生開発チームへのウェブアクセシビリティの教育にも Monsido プラットフォームが活用されています。UCCS ウェブサイト上にある Monsido の PageAssist パーソナライゼーション・ツールバーも、大学がすべての人に平等なアクセスを提供することに投資しているという明確な意思表示として、コミュニティの人々から温かく受け入れられています。今後も UCCS は、多くのウェブサイトの全体的な品質とアクセシビリティの向上に力を注いでいく予定です。

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