アクセシビリティスコア
品質保証スコア
SEO スコア
クライアント
1932年に設立されたボイジー州立大学は、アイダホ州の中心部に位置し、卓越した学問、革新的な技術、そして地域社会との関わりを象徴する存在です。学生の成功、研究、公共サービスへのコミットメントにより、ボイジー州立大学は活気に満ちたダイナミックな学習環境で世界クラスの教育を提供するリーダー的存在となっています。
背景
ボイジー州立大学は比較的大規模なウェブサイトを持っており、その総数は約650のウェブサイト、230,000以上のページ、8,000の文書に及びます。このような大規模なウェブサイトに対するガバナンスを確立し、コンテンツが ADA コンプライアンスに適合していることを保証することは、エグゼクティブ・ディレクター、ウェブアクセシビリティ担当の常勤職員1名、CMS マネージャー1名、学生アルバイト3名にとって、あまりにも大きな負担でした。
同大学は、研究に重点を置き、多様性に富み、利用しやすい大学であることを誇りとしています。しかし、リンク切れの修正や、ADA の法的問題を特定することができなかったため、同校は旧式のウェブ管理ツールの代償を払うことになり、法的に問題になる可能性もありました。
「以前使っていたウェブサイト管理ソフトが使えなくなってしまったんです」と、ボイジー州立大学情報技術部のサポート、エンゲージメント、大学ウェブ戦略担当エグゼクティブ・ディレクターであるシャド・ジェッセン氏は言います。「システムが問題を特定できないまま、数ヶ月が過ぎました。データへのアクセスができないことが、大きな障害となったのです」。
最終的には、システムが作動不能になるほど深刻な問題が山積していたため、以前のベンダーを替える必要性が生じました。
課題
ボイジー州立大学は、アクセスできないドキュメントの特定、全コンテンツの一覧表示、リンク切れやスペルミスのレポートなどをできるソリューションを必要としていました。彼らが解決しようとしていた重要な課題は次のとおりです。
- 強固なウェブサイトコンテンツの完全なカタログ化
- すべてのウェブアクセシビリティ、ウェブガバナンスの確認を入念にスキャン
- リンク切れやスペルミスを報告して手動で修正
- 新しいコンテンツの監視による WCAG 基準の遵守
- 古くなったコンテンツの迅速な特定と置き換え
- エンゲージメントのないウェブコンテンツを含む特定データの検索
- 関連ページの統合が可能
- ウェブサイト内外の PDF を幅広く特定
ソリューション
多くの調査を経て、ボイジー州立大学は Acquia Optimize を導入。編集者が膨大なコンテンツの一貫性、正確性、アクセシビリティを維持できるようなりました。今回、ボイジー州立大学の課題を解決するために活用された Acquia Optimize の機能とアドオンツールには、以下のようなものがあります。
- 品質保証モジュール
- アクセシビリティモジュール
- カラーコントラストチェッカー
- コンテンツポリシーモジュール
- 統計モジュール
- パフォーマンスモジュール
- SEO モジュール
- インベントリーツール
結果
リンク切れの検出、スペルミスの修正、古くなったコンテンツの更新などのツールを提供することで、Acquia Optimize は ボイジー州立大学に新たなパワーをもたらしました。また、アクセシビリティの確保、サイトの詳細なインベントリの提供、検索エンジン最適化(SEO)の強化、特定のコンテンツやコードを特定するための迅速なフィルタリング基準の提供など、さまざまな面でサポートしています。さらに、コンテンツのエンゲージメントを迅速に評価するために不可欠なアナリティクスも提供。この一連の機能により、大学のウェブ戦略チームは、ウェブコンテンツの信頼性と正確性を確保し、学生、教職員、そしてより広いコミュニティのニーズに効果的に応えることができるようになりました。
ボイジー州立大学では、ポリシーの作成と実行を迅速かつ効率的に行えるようになりました。「ポリシーの作成は簡単で、Acquia Optimize によってコンテンツ検索をフィルタリングするスピードが格段に速くなったため、私の仕事の生産性が格段に上がりました」とジェッセン氏。
Acquia Optimize を導入して以来、大学のウェブサイトは全体的に大幅に改善されました。
- アクセシビリティのスコアが75.38%から97.34%に急上昇
- 品質保証スコアが75.67%から99.11%に上昇
- SEO スコアは82.32%から91.43%に急上昇