Acquia DAM（ワイデン）（Assets、Insights、Portalsアプリケーションを含む）
総アセット数
営業チームのユーザー数
過去12ヶ月の総アップロード数
1935 年に設立されたヘブン・ヒル ブランドは、米国第6位の蒸留酒製造・販売会社であり、エヴァン・ウィリアムズ・バーボン、エライジャ・クレイグ・バーボン、ルナズール・テキーラ、ディープ・エディ・ウォッカなど20以上の有名ブランドを擁し、世界100カ国以上に製品を出荷しています。
ヘブン・ヒルの販売チームと幅広いディストリビューターネットワークは、販売とプロモーションのために最新の承認済みコンテンツへのアクセスを必要としています。
デジタル資産管理（DAM）プラットフォームを導入する以前は、マーケティングとセールスのコンテンツはすべてローカルサーバーに保存され、FTPサイトを通じて共有されていました。ヘブン・ヒルのクリエイティブ・サービス・マネージャーであるローラ・クラハンは、「DAMシステムを導入する前に導入していたFTPシステムについて、私たちは "ダイナソー "と呼んでいます」と当時を振り返りました。
ローカルサーバーには資産の一部しか保存されておらず、検索機能もないため扱いづらかったのです。加えて、ローカルサーバー上のファイルにはマーケティング部門しかアクセスできないため、大量の画像リクエストに悩まされていました。
ヘブン・ヒルのマーケティングチームは、このワークフローがビジネスの成長に対応できないことを認識していました。そこで、DAMシステムの提案依頼（RFP）プロセスを開始し、最終的に2017年にAcquia DAMを選択、導入しました。
「RFPのプロセスを行い、どの会社にするか決めようとしていたとき、（Acquiaについて）本当に際立っていたのは顧客サービスでした」とローラは話してくれました。
システムの立ち上げと運用をサポートするヘブン・ヒルのITチームは、Acquiaのサポート（特に導入段階）により事実上必要なくなりました。「システムを立ち上げる準備をする際、手取り足取り教えてくれたことに本当に満足しています。我々の成功を確実にしたいとアクイアが考えていることがよくわかりました」。
DAMシステムはすぐに、社内のマーケティングチームと営業チームをサポートするコンテンツの一元的なリポジトリとなりました。そして、これらのアセットの一部を社外のディストリビューターネットワークと共有することも望んでいたため、Portalsアプリケーションを使用し、リンク経由でこれらのファイルにアクセスできるようにしました。
「DAMを立ち上げた当初は、社内の営業チームが簡単に閲覧、ダウンロード、共有できるように、マーケティングアセットを収容することに重点を置いていました。しかしすぐに、販売代理店のパートナーもアセットの一部にアクセスできることが有益であることがわかったので、彼らが直接アクセスできるよう、さまざまなブランドごとにポータルを構築しました」。
こうしたポータルサイトの評判が非常に良いため、営業担当者や販売代理店の多くは、携帯端末のホーム画面にURLをピン留めしており、現場で顧客と接する際に必要なコンテンツにすぐにアクセスできるようにしています。
さらに同チームは、指定した検索条件に基づいてコンテンツを更新するダイナミック・ギャラリー機能を使用することで、各ポータルのメンテナンスを簡素化。「今では、私のチームがポータルに入力する必要はありません。設定した検索条件に基づいて、すべて自動的に行われるのです」。
Acquia DAMを導入した直後、現在のマーケティングとセールスのアセットをローカルサーバーからDAMシステムに移行。つい最近までは、クリエイティブや履歴ファイルなどの他のコンテンツ用にサーバーを使い続けていました。
しかし、ツールの統合とストレージ料金の削減のため、このサーバーを廃止し、残りのコンテンツも別のアーカイブアセットグループを使ってDAMサイトに移すことを決断しました。
これは大きなプロジェクトです。「85年の歴史を考えると、会社の物語を守るための貴重な財産がたくさんあります」とローラは話しました。まず重複するファイルや必要のないファイルを削除することから始め、Acquiaのマネージド・サービス・チームの助けを借りて、アセットをDAMシステムに移行し、メタデータを適用しました。
このプロジェクトが完了すれば、ブランド、マーケティング、アーカイブのすべてのコンテンツが、一元化されたリポジトリで検索できるようになります。「社内のコミュニケーション・ビデオから従業員や施設の写真まで、さまざまな拠点を互いに結びつけ、一丸となって目標へと導くアセットの中心的なハブが、DAMシステムなのです」とローラは話してくれました。
すべてのコンテンツを一つのリポジトリに保存することで、すべてのチームとパートナーはわずか数回のクリックで最新アセットを見つけることができるようになりました。もうマーケティングチームを経由してファイルのリクエストをしたり、メールやFTPでファイルを共有したりする必要はありません。 こうした合理化されたアクセス手段により、マーケティングチームがコンテンツを管理・配布する方法は大きく変わりました。「もはやDAMシステムのない時を思い出すのは難しい」とローラは語ります。
Acquia DAMに投資したことで、関連するストレージやメンテナンス費用とともに、これまですべてのコンテンツを保存するために使用していたローカルサーバーを廃止することができました。このコスト削減は、新たなコンテンツ制作のサポートや、DAMソフトウェアの利用拡大、その他のマーケティングの優先事項に充てることができます。
「DAMの中にあるアセットは、ビジネス推進に必要な大切なコンテンツです。製品やスペックを示す販売資料から、ブランドのストーリーやユニークなセールスポイントを伝える概要パンフレットまで、営業チームが必要なツールは全てそこに揃っています。承認された最新コンテンツにすぐにアクセスできるため、ヘブン・ヒルの営業チームは自信とスピードをもって新製品を売り出すことができています」とローラは話してくれました。
