アセット数
ユーザー数
クライアント
ライブ！カジノホテル＆リゾートは、ホスピタリティ、エンタテインメント、ゲームを提供する複数の施設を展開する企業です。1999 年、コーディッシュ・カンパニーズによるエンターテイメント地区のブランド化から始まったライブは、デザインと最高級の顧客体験の新たな基準を打ち立てました。年間5,000万人以上の来場者を迎えるこれらの施設は、レストラン、エンターテイメント、ゲーム、ホテル、スポーツが楽しめる場所として、米国で最も注目されている場所のひとつです。
背景
毎月、ライブの社内チームと代理店パートナーは、ライブの興奮、顧客サービス、最高クラスのデザインとアメニティのユニークな組み合わせを支えるために、何百ものクリエイティブアセットを制作しています。そして主に以下に挙げる3つの目標をサポートするため、ライブのコンテンツハブを開発したいと考えていました。
- 複数のプロパティやタッチポイントでブランドの一貫性を確保
- 規模に応じて再利用することで、クリエイティブ資産の価値を最大化
- アセットガバナンスを通じて負債を削減
課題
ライブ！カジノホテル＆リゾートは、コンテンツハブを導入する際、2つの大きな逆風に直面しました。
ハブ導入の対象は複数の部署でしたが、どのチームもそれぞれ違う体制で運営されていました。さらに実装を複雑にしていたのは、ワークフローツールとして Monday.com を採用する初期段階にあったこと。
さらに、ハブ導入の重要な焦点の1つは、アセットの使用権とガバナンスでした。残念ながら、この組織には使用権に関する過去のデータも、アセット使用を承認するための情報やパラメータを収集・記録用のプロトコルもほとんどありませんでした。
基本的なワークフローがバラバラで、過去のガバナンスが欠如していたため、チームが新しいコンテンツハブをサポートするために適応できるプロセスが一つもありませんでした。チームは、Monday.com をより広範囲に導入した後に軌道修正するための基盤を作りつつ、様々なチームのワークフローに適合する柔軟性のある新しい仮のプロセスを開発する必要があると認識していました。
ソリューション
ライブは、Acquia DAM のスポットライト検索とパス通知機能を独自の方法で使用し、柔軟で新しいアセット承認プロセスを実現。現在、指定されたプロパティと部門の承認者は、承認待ちのアセットにアクセスする方法を自分で選択することが可能です。Monday.com が完全に実装されれば、ハブシステム管理者は通知を柔軟に変更することができるようになります。
アセットをアップロードする人が適切なアップロードプロファイルを選択し、メタデータを追加すると、セキュリティ設定により、アセットタイプとプロパティのメタデータに基づいて、新しいアセットが特定の「レビュー用」アセットグループに自動的に振り分けられます。これらの「レビュー用」アセットグループは、重要なガバナンス層である一般ユーザーによる閲覧を防ぐことができます。
次にそのアセットが属する部署とプロパティに基づき、パス通知が指定された承認者にメールを送信。例えば、フィラデルフィアの広告アセットには特定の承認者がいますが、ピッツバーグのアセットには別の承認者がいます。通知メールには、スポットライト検索へのディープリンクが埋め込まれています。承認用のアセットを整理するために、部署やプロパティごとに独自のスポットライト検索を作成したのです。スポットライト検索はまた、承認者が確認する前に、権限のないユーザーがこれらのアセットを閲覧できないようにもしてくれます。
アセット承認者は、パス通知メール内のリンクをクリックして承認が必要なアセットに移動するか、ハブダッシュボードのスポットライト検索欄でレビュー待ちのアセットを見つけることができます。承認者は、担当拠点のアセットをレビューして承認すると、割り当てられたアセットグループを変更し、アセットをスポットライト検索から移動します。これにより、アセットがハブで一般公開され、承認者は簡単に役割を果たすことができ、ハブもまた重要なガバナンスを達成することができるようになりました。
結果
新しいコンテンツハブを立ち上げて以来、複数のプロパティや部署にまたがるチームが、ひとつの集中レポジトリからクリエイティブアセットを保存・共有しています。初期のユーザーからのフィードバックは、「とてもわかりやすい」、「直感的に操作できるのがいい」、「見たいアセットへの行き方がとてもわかりやすい」など、圧倒的に好意的なものでした。
立ち上げから1ヶ月後、コンテンツハブには85人のユーザーがおり、4,200のアセットが保存されています。
